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マイクロカレント(MC)とは

人間の身体にもともと流れている電流を生体電流といいます。
その中には怪我でど生体が傷ついた時に流れる
損傷電流(MENS)というものがあり、

受傷部位の治療を促進させる作用があります。


この損傷電流(MENS)に似た微弱な電流を使った治療法がマイクロカレント療法です。
ケガや痛みの治療に効果が高く、スポーツの世界でも積極的に使われています。

細胞イオン

通常細胞内の電位は安定しており通常細胞内部はマイナスで外部はプラスの電荷になっています。

細胞が損傷すると電位のバランスが崩れ元の均衡に保つようにする為損傷部位に向かって電流が流れます。

矢印

この修復をする為に流れる電流が損傷電流

(≒マイクロカレント)です。

​マイクロカレントの効果

(1) 鎮痛物質(脳内ホルモン)の生成促進

(2) 生理作用の促進

ATP(アデノシン三燐酸)生成促進 ⇒ 組織回復の為に必要なエネルギーの生成促進。
アミノ酸輸送促進 ⇒ 必要な栄養素を運ぶ機能の促進。
蛋白質合成の増大 ⇒ 組織回復の材料となるものの増加。

(3) 細胞レベルの修復

微弱な電流が損傷された組織を通って集中されるとナトリウム、カリウム、カルシウムの

イオン均衡が復元される。
このイオンの流入により細胞の修復に必要な生化学的過程を加速させることができる。

※急性外傷(骨折・打撲・捻挫など)の際の腫れの除去や組織回復にとても効果的です。
ごく弱い刺激の為、損傷初期から施行することができるのも良いところです。
出来るだけ早期にマイクロカレント治療を行う事で早期回復が望めます。

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