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怪我をしてから来院までの処置

  • 執筆者の写真: 檜浦 友彦
    檜浦 友彦
  • 2017年12月8日
  • 読了時間: 2分

当院へ足関節捻挫や肉離れ・打撲等のケガをされて来院される患者様から怪我をした時に何をすればいいか分からないから温めたり動かしたりしたという話を聞くことがあります。

では実際に怪我をしてから来院するまでにどのような処置をしておくことが良いのかという事について簡単に書きたいと思います(^^)

スポーツをする方はご存知だと思いますが、怪我をした時の応急処置はRICE処置というものがあります

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Rest(安静)

痛みが軽度でもあまり動かず安静にしていましょう。

軽度損傷だったのでたくさん動いてしまい後で強い痛みが出てしまったという方は多くいらっしゃいます。軽度なものは最初に安静が保てればそのまま痛みがなくなってしまう可能性もありますよ♪

Ice(冷却)

組織が損傷すると熱をもつことがあります。

この時は一時的にアイシングをすると鎮痛効果と一旦血流を減らす事で損傷部位に出血が広がりずらくする事ができます。

※熱感のない場合は必要ありません。長時間冷やし続けるのも良くないので一回10分~15分を目安に間をあけて繰り返して下さい。

Compression(圧迫)

腫れや出血が広がらないよう患部を包帯などで圧迫固定します。

患部の安静にもつながり、もし可能であればやっておきたいものです。

・・・が、この処置は注意点もあります。圧迫が強すぎると患部ではなく患部より末梢(指先など)が循環障害を起こしてしまい取り返しのつかない事態になります。

ちゃんと固定できる方がいないようであればそのまま安静を保ち後日医療機関へ行ってください。

Elevation(挙上)

患部を心臓より高い位置にもっていくことで血流を減らし、腫れを増強しないようにします。

負傷箇所によっては常時心臓より高くするのは難しいので下におろしておくより少しでも高い位置に置いておく方がよいと覚えておいてください。

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つまり、怪我をしたら10~15分冷やして患部を少し高い位置で安静にさせておく事です。お風呂で温めたり関節をグリグリ動かしたりするのは絶対ダメです!(慢性疾患の時に行うもので怪我の時じゃないですよ!)

ということで、参考にしてみて下さい☆彡

詳しくは「やはら接骨院(整骨院)」に相談頂ければ丁寧に説明させて頂きます♪

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